山形県寒河江市産 減農薬サクランボ
2024年”佐藤錦”
販売開始は(収穫を進めながら)6月10日頃より受付する予定でいます
お詫び山形のサクランボの歴史上でもっとも早い成育状況の今年、当園では6月5日より収穫がスタートしておりますが、当オンラインショップでの販売は現在見合わせております。
理由として、
昨夏の酷暑の影響で異常に双子果が多いことや、冬から春にかけて降水量が少なく果実肥大が良くないこと、結実した後に強風の日が多くスレ傷が増えていることなど
今年は例年以上に、実際に収穫を進めてみないと畑全体の総量が予想できない状況にございます。
せっかくお問合せいただいたり、注文しようとしていたのに!という皆様、誠に申し訳ございません。
今時点でご案内できることとして、
以前よりお取引させていただいておりますお客様のご予約分を順次出荷を進めまして、
オンラインショップでも受け付けできる数量が見えてきたら改めてご注文受付を開始させていただきたいと思います。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
2024/6/10 22:00更新
これより、数量限定でオンラインストアでの販売を開始します。
6/11~6/12にかけて、収穫発送します。
日にち指定等の対応は出来かねますこと、どうかご了承くださいませ。
農薬散布は県内の一般的な栽培の”6割減農薬”散布している農薬は成分数で、山形県敢行栽培基準値の6割減です。
なお、ネオニコチノイド系殺虫剤は使用していません。除草剤も使っていません。葉面散布剤(栄養分)も使いません。
ただし、ここからの害虫の発生状況などによっては数成分追加で農薬散布することが考えられます。
土作りはしません ”施肥0”
肥料成分と呼ぶべきものは、堆肥なども含め、一切外部から入れていません。
地力のみです。
寒河江市の風土を味わって欲しいという考えです。
灌水(水やり)しません
サクランボ栽培において、5月中旬から収穫前頃までの期間、果実の肥大効果を狙って灌水することが県内のサクランボ農家では一般的です。
当園では、テロワール(その作物のその年の地理・気候的な特徴)がサクランボに表現されることが、
山形県寒河江市の風土の魅力を伝えるために重要であると考え、余計なことはしません。
雨が少ない年もあれば多い年もあり、それがその年のテロワールとしてサクランボに表現されることが望ましいと思っています。
余計なことはやりません
サクランボ栽培において常識とされている
- “反射シート”(地面に銀色のシートを敷いて下から反射させ色をつける)
- “葉摘み”(葉っぱをちぎって果実に直射日光を当てる)
- “新梢切り”(春から伸びてきた枝を切って果実に直射日光を当てる)
- ”薬剤散布”(着色が向上するという栄養剤を葉っぱへ散布する)
といった、果実の見た目を良くするためだけの不自然な手入れは、
木の健康を害すること・味が悪くなること、無駄な資材費・人件費増加につながることになるので一切しません。
草刈りはときどきしています
なるべく草は刈らずに伸ばしたいのですが、作業性が悪くなりすぎるので、腰の高さくらいまで伸びたら、長めに刈っています。
地面が露出せず乾燥を防いでいると思います。
”安心安全”は謳いません
農薬を減らしたから安心ですということは申しません。
暗に「慣行栽培のサクランボが安心安全ではない」と言っているようで違和感があるためです。
なので、当園では”どのように栽培しているかを正直に丁寧に説明すること”を意識しています。
安心安全なのかはお客様ご自身で判断してください。
最後まで読んでいただきありがとうございます
いろいろと書いていますが、結局食べ物は何でも食べてみるまでわからないものだと思っています。
もしご興味もたれましたら、是非一度お試しくださいませ。